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第1回患者友の会勉強会 「パーキンソン病について」

「パーキンソン病について」


       講師 : 有村公良 院長


 『患者友の会勉強会~神経内科の病気のお話~』は、有村公良院長の提唱により開設された患者様とそのご家族を対象にした医療講座です。かつてある地域向け医療講演会の講師となり、聴衆の多さと病気への関心の高さに驚き、この種の講座の必要性を痛感していたといいます。そして当院の理念にも「疾病予防の重視・健全な地域社会発展への貢献」をうたっていることから、思い立ったとのことです。
 

第1回は平成23年6月11日開かれ、本講座開設の提唱者でもある有村公良院長による「パーキンソン病について」。大勝病院6階研修室で50人余の参加を得て開かれました。熱心な質問が寄せられ、好評でした。

 有村院長は「出来るだけ分かりやすく話すようにしたい」と前置きして、パーキンソン病は、60歳前後に発症することが多く、スムーズな運動ができない運動障害疾患の一つであること、特徴的な症状や原因、治療方法、薬の副作用、日常生活の注意点などを約1時間にわたって詳述。最後に「パーキンソン病は患者さんだけでなく、家族、医療スタッフが一緒になって病気を克服する姿勢が重要。ただ、この病気はゆっくり進む病気なので、あまり気負わずに安らかに日常生活を送れるよう心掛けたい」と結びました。

 質疑応答の時間も設けられ、「先週末ごろから手足がふるえる。パーキンソン病では」「パーキンソン病だが、手足がだるく、足が重たく感じることがある。なぜか」「晩酌はだめか。幻覚を見ることになるのだろうか」「貧乏ゆすりと振戦の見分け方は」などの質問が相次ぎ、皆さん強い関心を持って参加された様子がうかがわれました。 

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