当院にて扱う疾患
脳疾患
- 脳梗塞
- 脳出血
- パーキンソン病
- くも膜下出血
- 認知症(アルツハイマー病)
- 脊髄小脳変性症
- 多発性硬化症
- 多系統萎縮症
- その他脳血管疾患
神経・筋疾患
- 筋萎縮性側索硬化症
- 多発性神経炎
- 重症筋無力症
- 多発性筋炎
- 多発神経疾患及び その他の末梢神経系障害
脊髄疾患
- HTLV-1関連ミエロパチー
- 多発性硬化症
専門医・認定医
- 日本リハビリテーション医学会認定臨床医2名
- 日本神経学会神経内科専門医13名(非常勤3名)
- 日本内科学会認定内科医11名(非常勤1名)
- 日本内科学会認定内科専門医1名
- 日本脳卒中学会専門医2名(非常勤1名)
- 日本老年医学会老年病専門医2名
- 日本臨床神経生理学認定医2名(非常勤1名)
- 日本頭痛学会専門医1名
- 日本臨床内科医会臨床内科専門医1名
- 日本神経学会指導医8名(非常勤2名)
- 難病指定医13名(非常勤2名)
- 身体障害者福祉法第15条指定医10名(非常勤1名)
頭痛外来

診療時間
(担当医:有村 公良)
月曜日:9:00~12:30
火曜日:9:00~12:30
水曜日:9:00~12:30
(担当医:東 桂子)
土曜日:9:00~12:30 (隔週)
※学会・出張等で診察出来ない場合がございますので、来院される前に必ず、お電話にてお問い合わせ下さりますようお願い致します。
※頭痛専門医とは日本頭痛学会が定めた頭痛を専門に診る専門医です。
HAM・HTLV-1キャリア外来(火曜・水曜)
HAMの診療に加え、HTLV-1キャリアの診察、検査、医療相談(母子感染、性感染を含む)、ATL疑いの検査
診療時間(担当医:松崎医師)(要予約)
火曜日:10:00~12:00
水曜日:10:00~12:00
ボトックス外来
脳卒中後遺症に対するボツリヌス療法について
脳卒中後に麻痺した上下肢の筋肉が不随意に硬くなり、痛み、リハビリテーションの妨げや着衣など日常生活の妨げになることがしばしばあります。この筋肉が硬くなることを痙性といいます。
ボツリヌス療法はこの痙性を注射で軽減するもので、効果は3~4ヶ月持続します。2010年の10月から保険適応になり、現在全国で5,000名以上の患者さんが治療を受けています。ボツリヌス療法は促通反復療法などの適切なリハビリテーションと組み合わせることで、一層その効果を発揮すると考えられます。
当院では2011年1月よりこのボツリヌス療法を開始しています。注射は診察だけでなく、筋電図を実際に硬くなっている筋肉を確認しながら行います。開始時には効果と副作用について十分な説明をしたのち、患者様からの同意書が義務付けられています。
診療時間(担当医:有村 公良)(要予約)
毎週月曜日:14:00~17:00 ※尚、予約に際しては事前に通常外来で診察した上で行います。
ボツリヌス療法の詳しい紹介は、こちらをご参照下さい。
http://btx-a.jp/index.html
レカネマブ(レケンビ®)投与治療
軽度のアルツハイマー型認知症とアルツハイマー病による軽度認知障害(MCI)の治療
レケンビ®はアルツハイマー病の治療薬として2023年12月20日に保険承認された薬剤で、軽度のアルツハイマー型認知症とアルツハイマー病による軽度認知障害(MCI)の症状進行を抑制する効果が示されています。本剤の使用については「最適使用推進ガイドライン」が発出され、対象者・使用法などが厳格に規定されています。
当院においても、この薬を安全・適正に使用できるよう、必要な検査体制などを整えております。以下、本剤の治療対象となる方が、初めて当院を受診されてから実際の薬剤投与までの流れを説明させていただきます。
1、受診
通常の受診外来の診療を受けていただきます。レケンビ®の投与対象はアルツハイマー病による軽度認知障害または軽度の認知症に限定されており、初診時の診察およびその後の検査(通常、神経心理学的検査、脳MRI,脳血流シンチグラフィー等を1日あるいは数日に分けて実施します)の結果、対象外と判定されることがありますが、その場合は通常の診療を提供させていただくか、紹介先の診療機関で診療を継続していただきます(もの忘れの原因がアルツハイマー病でない場合、原因がアルツハイマー病であっても認知症の程度が中等度以上の場合、脳MRIにおいて治療による副作用のリスクが高い特有の所見を認めた場合、などは対象外と判定されます)。
レケンビ®による治療の対象と判断された場合、検査結果の説明の後、「アミロイドβの蓄積を調べる検査」を予約し、実施します。
2.アミロイドβの蓄積を調べる検査
レケンビ®の投与対象は臨床診断に加えて、検査結果においても厳格に規定されています。
特に重要なのが脳へのアミロイドβの蓄積が認められることです。アミロイドβの蓄積を証明する検査としては、アミロイドPETという核医学検査と、髄液検査がありますが、当院では感度が高い髄液検査を優先してお勧めすることとしております。
3.検査結果の説明
初診時の診察とその後の全ての精密検査の結果を総合的に検討し、レケンビ®の投与の対象に該当するか否かを説明させていただきます。
レケンビ®の治療適用がないと判定された場合には、どのような予防策・治療法を講じることができるか説明させていただきます。
4.投与
1回の投与は約1時間かかります。
その後、2週間ごとに1回の投与を行います。
4回目の投与後にMRI検査を実施します。その後も定期的に評価検査を行います。
最大の投与期間は原則として18ケ月まで、投薬回数は36回になります。
費用については条件によって異なります。
以上が大まかな流れとなります。
お問い合わせは下記電話番号までお願いいたします。
大勝病院 医療連携室 : 電話番号:099-253-1122(内線1308)
レケンビ®についての詳しい紹介は👉こちら
Isaacs症候群
Isaacs症候群とは、全身の筋肉が持続的に硬直し、運動がしにくくなる珍しい神経疾患です。末梢神経が異常に興奮していることが原因で、カリウムチャネル複合体に対する自己抗体がその原因とされています。
診療時間(担当医:有村 公良)
月曜日:9:00~12:30
火曜日:9:00~12:30
水曜日:9:00~12:30
患者の会「りんごの会」のホームページはこちらです。
http://ringonokai.sunnyday.jp/
脳ドック
脳ドックで以下の早期発見・予防につながります
脳疾患(脳梗塞・脳腫瘍・脳動脈瘤など)の早期発見
脳卒中の危険因子の発見
脳血管性認知症の予防
脳ドックの検査内容









診察説明
検査終了後、専門の医師により結果についての説明を日常生活におけるアドバイスを致します。
睡眠時無呼吸症外来
当院では、毎月第4週の土曜日(午前)に睡眠時無呼吸症外来を行っています。
次のような症状はありませんか?
①毎晩、大きな激しいいびきをかきますか?
②睡眠中に「呼吸が苦しそうだ」あるいは「呼吸が止まっている」と指摘されたことはありますか?
③朝起きたとき、疲れが残っていたり、頭がスッキリしないことがありますか?
④朝起きたとき、頭痛や口渇がありますか?
⑤昼間、我慢できないほど眠くなることがありますか?
⑥肥満傾向はありますか?
上記のチェックリストのうち、①の項目に該当し、その他に1つでも該当したら専門医の受診が必要です。
詳細につきましては、当院の川畑政治医師までご相談ください。
詳しくはこちら ⇒睡眠時無呼吸症外来
申し込み・お問い合わせは外来受付または外来まで
診療・検査医療機関
当院は、発熱等の「診療・検査医療機関」として鹿児島県の指定を受けております。
【受診時の注意事項】
- 診療時間 平日・土曜 9:00 ~ 12:00 (日祝日を除く)
▸当院かかりつけ患者様のみの対応となります。
▸受診の際は、事前に必ず電話にてご連絡ください。
▸夜間・休日、平日・土曜日の午後の対応は致しかねますのでご了承ください。
- 診療・検査は通常の外来とは別の診療スペースで実施します。
- 対応可能人数が限られております(1日3名まで)
- 診療・検査に際しましては、医師・看護師等スタッフは感染防具を装着し対応します。
※ 当院の新型コロナウィルス感染症検査はPCR検査です。