第15回患者友の会勉強会 ~認知症について~
講師 : 有村公良 院長
わかりやすい医療講座として好評を得ている患者友の会勉強会~神経内科の病気のお話~。今回は1月19日大勝病院6F研修室にて開催され、有村公良院長が「認知症」について話しました。
認知症は高齢者に最も多い病気とされ、しかも疾患者は増加傾向にあるといわれます。特にアルツハイマー型は「進行を遅らすことは出来ても病気を治す治療法は確立していない」というお話に、聴講した方々は「決して他人事ではない」と真剣な表情で聴き入っていらっしゃいました。
勉強会は、
①“認知症とは何か?”
②“加齢による物忘れと認知症の違い?”
③“認知症の中心になるアルツハイマー病について”
④“アルツハイマー病の病気の特徴は?なぜ起こるのか?その診断と治療法について”
具体例をあげながら、さらには介護のあり方についても詳しく説明いたしました。
参加者は「遅かれ早かれなるかもしれない病気。参考になりそうです」「義母がアルツハイマー症で介護しています認知症のメカニズムを詳しく解説していただいていてありがとうございました。回復期リハ病棟には父がお世話になっており、参考にさせていただき、頑張っていこうと思います。これから自分も年を取っていくので考えさせられます」と好評でした。熱心な質問に時の経つのも忘れるぐらい。予定時間を超過しての勉強会でした。