第17回 「神経難病について」
講師 : 有村公良 院長
〝不治の病〟と言われ、治療法はなく、治療法はあっても根治には至らない神経難病。第17回大勝病院患者友の会勉強会「神経内科の病気のお話」は平成25年5月18日(土)、この「神経難病」をテーマに開き、有村公良院長が話しました。
大勝病院でも神経難病と闘う患者さんは多く、この日も患者・ご家族、近隣の方々など約30人が受講、熱心に耳を傾けました。神経難病の治療法や国の難病対策の現状について話をした後、後半では、「少し元気の出る話をしたい」と、今注目のiPS細胞による再生医療・創薬の研究や、遺伝子治療の研究が日進月歩で進み、難病治療の展望が開けつつあることなど先端医療研究の進展について語りました。受講者からは「一日も早い実現を」「元気づけられた」などの声が聞かれ、iPS細胞への期待がいかに高いかをあらためて感じさせられました。